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名探偵コナンのまとめ・考察・聖地巡礼など

名探偵コナン 最新105巻の聖地まとめ


名探偵コナン105巻が発売されました。

 

最近の原作コナンの背景、かなり実際の場所を参考に描かれているんですよね。かなり細かいシーンも実際に場所なことが多いです。
今回は105巻に出てくる、現実と同じ場所として描かれている場所、名前などを少しもじって描かれている場所、類似点からモデルではないかと推察できる場所など...

いわゆる聖地をまとめていこうと思います

 

 

執事になった理由(仮題)(104巻~)

平次、和葉、紅葉、伊織が登場する新幹線での事件。

新幹線


事件のメイン舞台、

大阪から東京へ向かう新幹線は東海道新幹線がほぼそのまま描かれており、細かく言うと
外観はN700A、内観(座席や窓付近)などはN700Sの車両を忠実に描いていると思われます。

(ラストの降谷が乗り込んだ車両内観も同じ)

 

平次一行(？)の席は13号車。

その前の14号車と、その間の洗面台が主に描かれています。(実際に同じ位置に洗面台がありました。)

 

 

この話が連載されたのは2023年6月ですが、その少し前の4月末頃に青山先生たちが取材で大阪に来られていました。104巻の折り返しコメントでその目的がこの話で使うための新幹線の取材だと判明しました。

 

(スペード)  ツギのハナシの シュザイで オオ⇒

(ハート)      ⇒サカにいったよ！ーってことは→

(ダイヤ)      →ダレが でるか わかるよね？ w ❯❯

(クローバ)  ❯❯せっかくだから テッチリたべた♪

 

　　　　　ー青山先生 あつ森コメント(2023年5月1日)

どーも青山です。この巻のラストに入ってる話の取材で担当編集2人と新幹線に乗って来た！

　　　　　ー青山先生 104巻折り返しコメントより抜粋

 

新大阪駅の自動きっぷうりば

紅葉の回想で1コマだけ描かれたのが新大阪駅の自動きっぷうりばです。(写真描き込み再現)

 

 

ちなみに、作中のこのコマには券売機上部に吊りモニターが描かれているんですが、現在は撤去されています。

この券売機に関しては、原稿執筆当時にここに取材に来られて資料写真を撮ったわけではなく、背景を担当されたアシスタントさんが数年前の風景が写っている記事を参考に描かれたんじゃないかなと。

 

大岡元総理の別荘

3年前の伊織の回想にて、伊織が紅葉と出会った紅葉のお祖父様の別荘。

洋風の外観、特徴的な窓枠や腕木などから、軽井沢にある旧三笠ホテルが外観のモデルと思われます。

国の重要文化財で、昭和の上流階級の方達も多く訪れたそう。

紅葉祖父の別荘にはごく一般的なキッチンとダイニングがあったため、モデルにしているのは外観のみだと思います。

 

bunka.nii.ac.jp

 

東京駅

新幹線が到着した後、改札へ降りる階段や、13号車出口付近のKiosk(らしきホーム上店舗)が描かれました。

 

 

東京駅の新幹線ホームは3つあるので、場所によっては13号車とKioskの位置が合わないかも。

上のツイートでの写真は、14番線,15番線間のホームで撮影しました。

 

 

紅蓮髑髏の怪(仮題)

鷲雄山

コナン一行が登った鷲雄山は高尾山がモデル。　高→鷹⇔鷲　ですね。

 

(スペード)  ツギのシリーズはヘイジ×カズハ⇒

(ハート)      ⇒そのシュザイでタカオサンのぼ→

(ダイヤ)      →ったら もうヘトヘトに…( ´｀;) ❯❯

(クローバ)  ❯❯やまガール…ソンケイします!!!w

 

　　　　　ー青山先生 あつ森コメント(2023年6月26日)

どーも青山です。この巻に出て来る｢鷲雄山｣の話を描く為に、モデルとなった｢高尾山｣に登ってみた！

　　　　　ー青山先生 105巻折り返しコメントより抜粋

 

青山先生も取材で高尾山に登ったと仰っています。折り返しコメント続きによれば青山先生が登ったのは女坂(メモ✍️)。

この話の連載は8月末〜9月だったので約２ヶ月前に登られています。

 

ただ、登山中の風景はあまり出てきませんでしたね？最後の絶景を描くのに山頂からの景色を参考にしてるのかな...

 

ちなみに名前そのままの高尾山も、霧天狗殺人事件に出てきています。

 

昇楽寺

青山先生は高尾山に登られたそうですが、メインの舞台は山中にあるお寺、昇楽寺でした。

 

(スペード)  ツギのジケンは[ヤマのぼり]だよ！

(ハート)      good job♪わたし！！( ,, ' _ '  ,,)

(ダイヤ)      あら、まだ いって なかったのね…

(クローバ)  テラのモデルは ゾウジョウジだぜ!

 

　　　　　ー青山先生 あつ森コメント(2023年8月21日)

 

青山先生直々に増上寺がモデルだと教えてくれています。

増上寺は「妃弁護士SOS」で(外観モデル,名前もじりとして)登場済み。93巻の表紙にも選ばれています。

なのでコナンファンは履修済みの寺にはなっているのですが...連載当時、一瞬｢どこが増上寺？｣ってなりましたね。

実は外観のモデルになっていたのは、正面にある大殿ではなくその向かって右にある安国殿でした。これは先生が言ってくれなかったら多分分からなかった...

昇楽寺に伝わる観音像として描かれた仏像も、こちらに祀られている黒本尊そのままです！

 

 

紅葉の飛行機、平次＆和葉の新幹線

関西への帰路。

紅葉が乗る飛行機の座席は、JALの787-8国内線仕様初号機のファーストクラスそのままです。さすが紅葉お嬢様。

 

www.aviationwire.jp

 

ちなみに紅葉が乗っているこの飛行機の尾翼のマーク、”BIRD”と書いてあるんですが...

これ、｢工藤新一最初の事件｣に出てくる飛行機と同じですね。

あの話で現在のコナンたちが乗った飛行機が”BIRD”、1年前の新一と蘭が乗った飛行機が”LUNA”でした。

 

このふたつが原作における航空会社最大手だとすれば、現実世界でいうところの

”BIRD”=JAL(マークの鳥より)、”LUNA”=ANA(こっちは語呂)　ですよね。

 

BIRD社の飛行機にJALのファーストクラスの座席デザインが採用されているのも一貫性があって納得です。

（まあ、｢物言わぬ航路｣ではリアルな時刻表トリックを描いているためJALが出てきてしまっているんですが...）

 

平次と和葉は前話と同じく東海道新幹線。富士山の前を通っているところですね。

内装の座席(肘掛け)デザインは違う気はするのですが、外観はN700Aでしょう。(Aのマークが見えます)

 

怪盗キッドと天空の展示室(仮題)

ベルツリータワー

言わずもがな東京スカイツリーです。

 

原作では遠景として暗号に組み込まれたことはありましたが、仲間ではっきり描かれたのは初めて。

展示室があるのは展望デッキのフロア350かな。

1話目扉絵をはじめ、途中映ったベルツリー外観はすべて現実にある地点です。空撮以外は撮ってきたので各ページを参照しながらご覧いただければ。

 

冒頭　アナウンサーのコマ

 

 

この話でも、青山先生取材に現地訪れています。

公式アプリのないしょ話より、取材に訪れたのは連載前の8月。(連載は2023年11月)

この頃にあったW1SH RIBBONにも直筆でメッセージ書かれてます。

 

 

千速と消えた誘拐犯(仮題)

東京・神奈川の県境

佐藤刑事、高木刑事が犯人を追跡して神奈川県に。この辺、適当な風景を描いても全然良さそうなもんですが、ちゃんと実際にある風景を描いてくれてます。

 

神奈川県に入っちゃった高木佐藤両名

 

千速さんが切符切ってたとこ

 

千速さんの背後

 

 

横浜周辺〜赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫はそのまま赤レンガ倉庫。

パンケーキ屋に行く前、入口だけ映るお店は｢La Cocorico｣です。

 

 



 

パンケーキ屋 bell's

入口や内観もそのままなパンケーキ屋さんbell'sのモデルは｢bills｣です。

 



 

 

この話で青山先生の取材に行ったコメントがあったのは連載約1ヶ月前。

 

(スペード)  ヨコハマの あかレンガそうこ に⇒

(ハート)      ⇒シュザイにいった！ おひる に→

(ダイヤ)      →billsって おミセで パンケーキ❯❯

(クローバ)  ❯❯たべたら メッチャうまかったよ♪

 

　　　　　ー青山先生 あつ森コメント(2023年12月4日)

 

ただお昼に食べたものの報告してくれただけだと思っていたので、こんなにがっつり出てくるとは、しかも千速さんたちが来店することになるとは思ってもいませんでした...

パンケーキや内装の話については、また106巻が出た際に！